新たな現場でがんばる若者たち
-酪農プロジェクトをカタチにする若者たちの奮闘-

グリーンコープ連合会 畜産本部|松永 大徳
グリーンコープ連合会 畜産本部|松永 大徳
グリーンコープTMRセンター所属|倉掛 新悟
グリーンコープTMRセンター所属|倉掛 新悟

1,000頭規模の乳牛を飼育し、びん牛乳を生産する「牛乳プロジェクト」実現のため、いま現地では若者たちも活躍しています。

そのなかの一人、松永大徳は、グリーンコープ連合会から出向してきたばかり。「朝が早い生活にまだ慣れなくて。毎日起床は戦いです」と笑いながらも、酪農の基本を実践で学ぶ日々を送っています。

話をお聞きした堆肥場では、ショベルカーを操り、牛舎から運ばれてきた牛ふんに空気を含ませて発酵を促すのが仕事だそう。「湯気が出てきたら、発酵している印。これがまた、畑に戻されて牛の飼料を含めた農業に循環されていくんです」(松永)
そして牛舎では当初、牛の迫力が「怖かった」のだそう。「でも、よく見ると目が人間みたいにやさしくて。搾乳も、スムーズにできるようになってきました」と笑顔で話してくれました。

TMRセンター職員として採用された倉掛新悟は、農業法人での経験を経て現職に。飼料の配合や運搬など、飼料生産がこれから主な仕事となっていきます。「早く使いこなせるようになりたいんですが」と、目下TMRセンターで使用するフォークリフト、ホイルローダーの練習中。加えて松永とともに、下郷農協の酪農家のもと、酪農についての研修も重ねています。