「牛乳」と「未来」を詰める、
びん牛乳工場

びんに詰める、私たちの思い

「大切に育まれた良質な生乳を、鮮度を損なうことなく、そのままの美味しさをびんに詰めてお届けする」。これは、私たちが未来に向けて守り続けたい、大切な姿勢です。経済効率を優先するのではなく、「生命 いのちに寄り添う」生協として、生命 いのちを育む食べもの運動を、これからも力強く推進していきます。

「びん」という選択は、使い捨て容器を減らし、循環型社会の実現に向けた私たちの強い意志の象徴でもあります。

私たちは、私たちの思いを形にするため「びん」に牛乳を充填させるための工場を建設することを決意しました。

2025年3月、始動

これまでグリーンコープの「産直びん牛乳」を製造してきた工場が製造を中止しなければならないという事態に私たちは直面しました。これを受け、他にびん牛乳の製造を委託できるメーカーを探しましたが、まったく見つかる気配もありません。そんなとき、下郷農協の酪農生産者と産直関係を築いて、その生乳でグリーンコープの産直びん牛乳をつくりたい、そのために新しい産直びん牛乳工場を建設したいと思い描きました。

2025年3月、1,000頭規模の牧場「耶馬渓ファーム(大分県中津市耶馬渓町の鎌城の台地)」の麓にて、びん牛乳工場の稼働が開始します。

山国川の豊かな自然とともに歩む
びん牛乳工場

6千967.09㎡という敷地面積は、工場として決して大きなものではありませんが、そのぶん2階建の施設に機器を無駄なく配置。生乳の殺菌から、びん詰め・出荷、回収したびんの洗浄まで、グリーンコープのびん牛乳にまつわる多様な作業を、この地で実施します。すぐ間近に山国川が流れるこの場所で、周囲の環境にも配慮した工場づくりが行われているのも大きな特徴です。私たちは山国川とその地域の豊かな自然を守る取り組みも行っていきます。

びん牛乳ができるまで

入荷した生乳をタンクで保管
専用の殺菌機でパスチャライズ殺菌
専用の殺菌機でパスチャライズ殺菌
ノンホモ・パス・カフェミルク、それぞれのタンクへ
ノンホモ・パス・カフェミルク、それぞれのタンクへ
充填機でびん詰め
充填機でびん詰め